会社を辞めようか悩んでいる人
「会社員ですが、色々な理由があって辞めたいと考えています。しかし、辞めた後に生活や支払いのことを考えると辞めることが出来ず、結局毎日がまんして働いています。このまま無理して働く意味があるんでしょうか?」
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 会社を辞めたい理由【9つに分けて解説】
- 会社を辞めたい時の対処法【極論5つを紹介】
- 会社を辞めた後の行動【転職or独立】
2020年11月に会社を辞めて独立して個人事業主になった僕が、会社を辞めたい理由と対策について詳しく解説していきます。
【 この記事を書いている僕の紹介 】
- けんちゃん@個人事業主
- 2020年に独立した個人事業主
- Twitter:フォロワー数1700
会社を辞めたいと考えているけどその後にどうしたら良いのか知りたい方に、退職代行サービスや転職サービスについても解説していますので、ご覧になってくださいね。
会社を辞めたい理由9選
会社を辞めたい主な理由を9つ下記に記述しました。
- 給料が安い
- 精神的に不安定
- 将来性を感じない
- 独立したくなった
- 仕事内容に不満がある
- 労働時間に不満がある
- 人間関係がうまくいかない
- 身内の介護で働けなくなった
- 自分の仕事を評価してもらえない
結論から言うと、会社を辞めたいと感じるのは働くモチベーションが無くなったから。
それぞれ見ていきましょう。
給料が安い
会社を辞めたい一番の理由が"給料が安い"ではないでしょうか。
そもそも、会社に勤めているのはどんな理由ですか?
結論、稼ぐ為ですよね。
中には、キャリアアップしたいとか、友人が勤めているからとかいろいろな理由があるかもしれません。
しかし、ほとんどの場合は働いて賃金を得る為なはず。
つまり、給料が安いのが働くモチベーションを一番下げる原因となっており結果として、会社を辞めたい理由の一番になっています。
給料が安くても、同僚に恵まれているとか、待遇が良いとかあるかもしれません。
働く理由が稼ぐためなので結局給料が安いと辞めて他の転職先や独立を考えてしまいます。
精神的に不安定
自分のスキルのキャパシティーの限界を超えて働いていると、仕事内容や責任感に押しつぶされてしまいます。
精神的に不安定な毎日を過ごしていると下記のような症状が現れてきます。
- 急に抜け毛が増えた
- 煙草の本数が増える
- コーヒーを一日に何本も飲む
- よく分からないけどドキドキする
- 夜に眠れなくなり、日中に急な眠気が襲ってくる
上記の内容は、実は僕が経験したことです。
22歳で脱毛症になり、25歳で不眠症になりました。きっと自分の限界を超えてたんでしょうね。
脱毛症は30歳で改善し、不眠症は40歳でほぼ改善しました。
同僚が経験したことはもっとひどい状態でした。
- 胃がんになった
- うつ病になった
- 精神安定剤を毎日服用
どの方も優秀な方で責任感が強い方でした。その結果無理をしすぎて身体を壊してしまいました。
どんなに仕事が忙しくても、休めない状況でも決して無理はしてはいけません。
なぜなら、あなたには大事な家族や友人、仕事仲間や恋人がいるはず。
会社で無理をして傷ついて身体を壊してしまうと、あなたの周りの大切な人の笑顔もなくなってしまいます。
上記のような症状が出るまで絶対に無理はしないでくださいね。
将来性を感じない
- 会社の経営に対して将来性を感じない。
- 自分がこのまま会社に勤めてもスキルアップ出来ないかもしれないと、自分の成長に対して将来性を感じない。
- 将来性を感じないとなるとこのまま会社にいて、無駄な時間を過ごすよりは次のステップを考えよう。
こんな感じで辞めたくなります。
実は僕が会社を辞めた理由が、自分の将来性に不安を感じたためでした。
つまり、成長を感じなくなったので辞めたという感じですね。
自分が毎日働いている中で、これからどう成長していくのか、または、会社がどう成長していくのか。
将来性に不安を感じてしまうと、毎日働くモチベーションがなくなってしまいます。
独立したくなった
会社で働く内容も独立して働く内容も同じなら、独立した方が税金面でも節約できるし、自分の将来性も開けてくる。
こんな感じで、会社で得たスキルを活用して独立する方が最近増えていると感じています。
芸能界でも、大手の契約を打ち切ってでも独立して個人事務所を設立している方を最近よく目にしますよね。
もはや世の中には企業に勤めることが安定という方程式は成り立たないという事になったと感じている方が多いのかもしれません。
特に最近では、SNSを中心に活動しているいわゆるフリーランスが増えてきていますよね。
組織に縛られずに個人で稼ぐをテーマに発信している方も多いです。
仕事内容に不満がある
会社の業務内容に不満がある人は多いのではないでしょうか。
例えば下記の通り。
- 同僚が違う部署なので自分も移りたい
- 自分には合わない業務内容だと感じる
- キャリアップの為に他の部署に異動したい
会社には様々な業務があり、それらを部署ごとに分けて分担しています。
しかし、自分が与えられた業務内容が必ずしも適しているとは限りません。
仲の良い同僚や先輩がいるから違う部署に移りたいという事もあるでしょう。
本当は同じ量の仕事をしなければならないのに、先輩だからといって後輩の自分にばかり仕事を押し付けてくるという事も。
毎日の仕事の内容に不満があるのは本当につらいことです。
労働時間に不満がある
会社での決められた時間の他にも時間外労働が多くて不満がある方は、どの業種を見ても多いと感じています。
- 8時から17時までなのに、毎日21時まで残業。しかもサービス。
- 8時開始なのに、なぜか7時までに会社に行かなくてはならない。
- 次々と業務を与えられて日曜日も休めない。しかも手当てが無い。
これはほんの一例ですが、まだまだ例を挙げるときりがないと思います。
月収が高くても、毎日残業ばかりしていて家に帰る暇がないという方もいますね。
時給に換算するとコンビニのアルバイトよりも低かったりします。
僕は基本的に、会社では8時から17時までなら、8時から働き17時には終わる。これが当たり前だと思っています。
どうしても仕方がない残業でキチンと手当てがあれば分かります。
毎日残業するのが当たり前になっていたり、手当てが無いなんて働くモチベーションが下がる一方ですよね。
人間関係がうまくいかない
会社には色々な役割の人がいます。
会社の規模にもよりますが、自分と合わない人は恐らく最低一人はいることでしょう。
たった一人でも自分に合わない人がいるだけで会社に行くのが辛くなりますよね。
仕事内容が辛いのであれば、色々な対策もあるかもしれませんが、人間関係は中々改善できません。
特に自分よりも年上だったり、上司だった場合はなおさら変えることができません。
人間関係が上手くいかないのは、仕事を覚えることよりも辛いかもしれません。
身内の介護で働けなくなった
例えば、親の介護などでいつも通りに出社したり、定時まで業務に関わるのが難しくなる時があります。
会社にいる以上は、給料をもらうので自己都合で会社を抜け出すことは出来るだけしたくないもの。
とはいえ、会社側で有給や休業補償を与えてくれるので、あれば辞めなくてもするかもしれませんが、
しかし、中々自分の身内の介護のために会社側がそこまでしてくれることは少ないです。
自分の仕事を評価してもらえない
会社役員や上司にゴマをする人ばかり出世して自分は真面目に働いているのに正当な評価をしてもらえない。
ずるい人は、上司がいる時だけ真面目に働いて、いなくなるとさぼる。
しかし、上司の機嫌を取るのが上手いためにろくに仕事をしていないにも関わらず出世する。
こんなことがあると何の為に自分が真面目に働いているのか分からなくなります。
会社はゴマをする場所ではなく、仕事をする場所なはず。
毎日必死に仕事をしているのに正当な評価をしてもらえない、と働く意味を見失ってしまいます。
会社を辞めたい時の対処法5選
会社を辞めたいと思ったら結論、思いっ切った行動が必要。
なぜなら、一度、会社を辞めたいと思ったなら、引き留められたり、思いとどまったとしてもいつかは辞めてしまうから。
それならいっそのこと思いっ切った行動が必要です。それは下記の通り。
- 会社に意見書を提出
- 異動願いを提出
- 退職する
- 転職する
- 独立する
順番に見ていきます。
会社に意見書を提出
例えば下記の通り。
- 賃金を上げて欲しい
- 精神的につらいので休職させてほしい
- サービス残業や休日出勤を無くして欲しい
会社に意見書を提出する時はそれなりの覚悟が必要かもしれません。
つまり、意見が通らなかったら辞めるという覚悟が必要。
辛いのを我慢していつか辞めることになるよりは、思いっ切って意見書を提出してみませんか。
もしかしたら、会社側もあなたの覚悟をみて会社内の環境を整えてくれるかもしれませんよ。
何もしないで辛い日々を送り、そのうち辞めてしまうよりは、思いっ切った発言をすることで環境を変える可能性が出てきます。
異動願いを提出
自分の業務内容に不満があったり、スキルアップの為に違う部署でも働いてみたい。
そんな時は、異動願いを提出することで自分の業務内容を変えることが出来ます。
とはいえ、会社側がそれに応じてくれるかは実際に異動願いを提出してみなければわかりませんが。
異動願いを提出するタイミング
繁忙期を避けて出来るだけ、余裕をもって異動願いを提出する。
例えば、会社の人事異動の時期が年度末だとすると、遅くても12月までには異動願いを提出します。
人事の異動はそう簡単には決められないので、希望する部署に配属されやすくなるためにも早めの行動が必要。
異動願いの内容
不満やネガティブな表現は避けましょう。
会社の業務に対する意欲やなぜ異動したいと思ったのか、会社側にメリットがあるようにポジティブな表現が大切です。
異動願いの書き方や、詳しい内容は異動希望の出し方ガイドを参考にしてみてください。
退職する
会社が嫌なら辞める。極論ですが、自分の将来を考えるのなら退職するのが一番。
会社を辞めると月々の支払いがあるし…。それに世間体も気になるから辞めれない…。
これが会社を嫌でも辞めれない人が考えることだと思います。僕もそうでした。
少しくらいなら我慢して退職までしなくても良いかもしれません。
しかし、どうしても辛いなら会社を辞めるしかないと思います。
- 急に抜け毛が増えた
- 煙草の本数が増える
- コーヒーを一日に何本も飲む
- よく分からないけどドキドキする
- 夜に眠れなくなり、日中に急な眠気が襲ってくる
これは前兆ですがこれが精神的に不安定になるきっかけになります。
あなたは必要とされた一人の人間です。
辛い職場でも毎日必死に仕事をしているあなたはとても責任感があり素晴らしいと思います。
しかし、あまりにも無理をしすぎてしまい、体調を崩してしまうことで悲しむ人がいるはずです。
それにまだまだ人生はこれからです。
今日の生活よりも将来の笑顔の為に、無理はしないでくださいね。
転職する
- 自分のスキルに自信がある。しかし、会社に認められない。
- どうしても社風が合わないし、同僚や上司がマウントしてくるので耐えられない。
どうでしょうか。それならいっそのこと転職をしてみるというのは。
ひと昔前までは、一つのことを何年も継続することが社会人として立派だと言われてきました。
しかし、今は激動の時代。明日何が起こるか分かりません。会社もいつか潰れてしまうかもしれません。
そうなる前に、自分のスキルを広げたり高めることで、様々な変化に対応することが出来ます。
この仕事が気になると思ったら実際にチャレンジしてみる。
ダメなら辞めてまた違う仕事にチャレンジしてみればよいのです。
どんな業種が良いのかは、誰にも分かりませんからね。
今いる職場に対して将来性を感じないのであれば転職を考えてみましょう。
独立する
独立すると聞くとどうしても不安になりませんか?
でもよく考えてみてください。
- 会社が嫌なら辞める→転職する→自分に合わないなら次の職場を探す。
- 会社が嫌なら辞める→独立する→失敗したなら企業に勤める。
どうですか?あまり変わらないと思いませんか?
僕の考えは少し極端かもしれませんが、独立しようと思ったときに上記のことを考えると不安がなくなりました。
転職するも独立するもどちらも新しいことを始める。
自分のスキルを活かして独立してみる。上手くいけば収入を増やすことが出来るし、節税もできます。
失敗しても、多額の借金を抱えるようなことをしなければ就職すればよいだけの話。
勇気が必要なのは、転職することや独立することよりも退職することです。
会社を辞めて独立してみようと思うなら会社を辞めて独立したい!失敗しない7つの準備と方法とは?を参考にどうぞ。
退職代行サービス一覧
- 退職をしたいけど、会社にはもう行きたくないし誰とも話したくない。
- 退職する日までに残りの有給をすべて消化したい。でも言えない。
こんな時は退職代行サービスがおすすめです。
退職代行サービスは"料金が発生してしまう"ので、出来れば自分で退職願いを提出して円満に退職したいところ。
しかし、会社で疲弊した上に退職をすることでさらに消耗したくないですよね。
どうしても自分で退職することが厳しいのであれば退職代行サービスを利用してみましょう。
上記の退職サービスの中で特におすすめなのが退職代行sarabaです。
- 即日退職可能
- 相談回数無制限
- 無料転職サポート付き
- 追加料金なしすべてコミコミ
- 退職できなければ返金してくれる
おすすめの理由は上記の通りです。
どうしても自分から言い出せない場合は退職代行サービスを利用するのもアリです。
転職サービス一覧
退職が決まる前に転職先を探しておきましょう。
自分で探すことが出来る方には必要ありませんが、自分で転職先を探すことが困難な方は転職サービスを利用するのもアリです。
特に、外出するのが困難な地域では、職業安定所にたびたび足を運ぶのも大変ですからね。
下記に主な転職サービスを7つ用意しました。
おすすめの転職サービスはreフレッシュ転職|あんしん退職と転職サポート。
理由は3つ。
- 未経験OK・学歴不問の求人多数【保有求人3,000件以上】
- 懇切・丁寧な転職サポート【履歴書・職務経歴書の作成~面接対策】
- 20代のキャリア相談に強い
20代のキャリア相談に強いのですが、20代以外の方でもOK。
それに、報酬は採用企業からいただくので、転職サポート費用が一切かからないのが最大のメリット。
転職を考えるなら少しでも早めの行動が、将来の自分に繋がります。
会社を辞めた後は少しでも休む
退職後にすぐにでも就職先を探したり、独立の準備をしようと考えているあなたはとても素晴らしいです。
しかし、会社を辞める時には転職や独立よりもエネルギーを消耗してしまいます。
退職前にも精神的に追い詰められたり、過酷な業務に追われたあなたはとても疲れているはず。
そんな頑張り屋さんですが、会社を辞めた後は少しでも良いので休んでくださいね。
毎日残業をして更に休日出勤をしていたあなたは、遊びにもいけず、大切な人と過ごす時間もなかったかもしれません。
今まで誰よりも必死に頑張ってきたのですから、自分の為に時間を作って今までの苦労をねぎらってくださいね。
あなたの努力は、あなた自身が一番分かっているはずですから。
まとめ
会社を辞めたくなった理由は下記の9つ
- 給料が安い
- 精神的に不安定
- 将来性を感じない
- 独立したくなった
- 仕事内容に不満がある
- 労働時間に不満がある
- 人間関係がうまくいかない
- 身内の介護で働けなくなった
- 自分の仕事を評価してもらえない
要するに働くモチベーションが無くなってしまったという事。
生活を少しでも楽にするには自分の成長がなくては給料も増えていきません。
辛い思いをしても、笑顔で楽しく働いても同じく時間は流れていきます。
どうせ一日を過ごすなら、楽しくて自分の成長を実感できる職場環境が必要。
少しでも早めの行動が、将来のあなたの笑顔に繋がりますよ。
おすすめの退職代行サービスと転職サービス。